双極性障害という疾患については、単極性のうつに比べて参考図書などの情報が少ないように思います。しかし、インターネットの普及によって現在いくつものサイトを検索することができ、また病気そのものも注目され始めて、数年前に比べて得ることのできる情報は格段に充実してきたと思います。
そしていろいろと調べてみて感じたことは、他の病気と同様にこの疾患にも軽症から重症まで様々な病状の方がおられるということ。そしてそれぞれに「症状に関する」悩みと「社会生活に関する」悩みがあり、患者の層には(単極性より患者数が少ないながらも)幅があることに思い至りました。
私は幸いにも仕事を続けることができる程度の症状です。しかし、服薬を続ける必要性には変わりなく、軽いとは言え「治まらずに降りかかってくる」症状にウンザリしているのも事実です。加えてオープンにしにくいこと、なかなか周りの人には理解されないということ、医者まかせにできない自己管理などを背負っています。この病気と付き合っていくうえで何か支えになるものはないものかという思いがしてきました。
そんなときピアサポート(患者同士によるサポート)という形態があることを知りました。実際に小規模作業所ではそういう活動があるようです。
一方で一般の事業所で仕事を続けている双極性障害の患者に対してはそういうサポートはどうも存在しないようです(形態もあまり考えつかない)。しかしだからといって何のサポートも必要ない訳でもないなと、復職して暫くしてから考えるようになりました。そして、何か「働く者のピアサポート」というものが実現できないかと思って試みとしてこのサイトを作ってみました。
ある程度症状をマネージすることができていてもなお胸につかえているものを感じることがあれば、このサイトを通じてご自身の病気についてのピアサポートを考えてみる機会になればと思います。また、ご意見などがあればこちらまでメールいただければ幸いです。
また、記事の中には自分自身の備忘録として書いているのもあります。
双極性障害と付き合いながら、社会生活を送っていくことは時に孤独で寂しくなったりします。この病気と付き合っているのは自分一人ではないことをいつも頭の隅に置いておきたいものです。
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