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Archive for 1月, 2006

●この病気は純粋に生物学的生化学的なものである。なぜなら炭酸リチウムをはじめとする薬物で症状が良くなるという事実は否定できないからである。
→祈祷や占い・先祖供養では治らない(先祖供養という日本人のメンタリティは否定しませんし事実私もお墓参りは欠かしていません)。根性や、精神論はもってのほか、あと「うつ」に関する、薬以外の治療法が効くかどうか・・・。私はとりあえず薬だけで良いと思いました。
 (偏った認知かも知れませんが・・・)
 
●医師の当たり、はずれがこれほどこの病気の患者を左右するとは思わなかった。
→この病気に限らず、医師も人間です。いくら医師国家試験を通り、精神医学を学びこの病気の治療法(薬)を知っていても、薬の意味と病気の性質をキチンと説明しなければ、患者は混乱し治るものも治らなくしているのが現状ではないでしょうか。
 医師にしたら原因(メカニズム)は解明されていないが、休養と投薬で治る病気という認識に過ぎないのだと思います。
 
●糖尿病を例にしますが、この病気はセルフコントロールを要求する病気だと思います。
→患者自身が、病気を学びセルフコントロールすることができれば寛解し、予後も良好になることでしょう。
 糖尿病は生涯にわたりインシュリン接種を行う必要がありますし、食事制限も自分自身で判断します。その理由とリスクについて患者自身が勉強し、だれよりも一番知っています。
 双極性障害もセルフコントロールし、服薬はキチンとする。規則正しい生活(特に睡眠)をすること、など自分自身でコントロールしなければならないということだと思います。但し、対象は自己の「気分」です。だから訳が分からないのであって、単に対象が違うだけと思って機械的に接すればいいのではないでしょうか。 
 
●何で治りにくいと感じるのか?
→結局は薬の選択と、その時々の病態に合わせた、さじ加減が大変難しいからだと思います。
 医師は四六時中患者を診てませんし、初診時に少し時間をかけて大まかな治療方針を立てたら後は俗に言う3分診療、5分診療になってしまうのでしょう。本当はきめ細かく薬の量を加減しなければならないのでしょうが、個人差も手伝って現実的には難しいのだと思います。
 
●社会復帰についてまでは医師は面倒を見てくれない。
→当たり前と言えば当たり前ですが、医師は対象である患者の病状が医学的に良くなればそれで良いのであって、あとその患者がどう社会復帰するのかについては患者自身の判断であるということです。しかし、社会復帰のタイミングが困難極まりないのもこの病気の特徴だと思います。福祉の領域かも知れませんが、いずれにせよこの溝を埋める社会資源が必要だと思います。因みにその辺はぼちぼちと動きがあるようですので今後に期待したいところです。
2006年11月21日改訂

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